不登校

不登校のオプチャは優しい居場所

少し前に長男がラインのオープンチャットというものに入ったから
わたしも入ったら?と誘ってきて、何それ?レベルのところから参加。

不登校でゲームをしている子たちが集まっていて
その中には大人(不登校の親)も2、3人。

ゲームやろーとかが多くて
わたしはゲームをやらないから話題に入っていけず
気付くと数百件の未読がついているのを追えない。。。笑

自己紹介したまま
ほぼスルーしていました。

そんな中、自分がメンションされていたので遡って読んでみると
ある子が親宛に相談を持ちかけてきていて
・親がゲームへの理解がなく時間制限をつけられた
・家では兄弟と比較され居場所がなく辛い
・不登校で行き場がない
・人と話すのが苦手でネットが生きがい
・取り上げるなら死ぬとまでいったけれどだめだった
などの内容でした。

わたしはタイムリーに話題に乗れていなかったんだけど
それに対して長男が書いていた内容が
親としてグサッとくるものでした。

わたしも読んでるの知ってて書いているあたり
わたしに対して隠したい気持ちがないってことが嬉しかったのと
(自覚あるのかないのかわからないけど)
想像以上にわかってるし、他人にはしっかり意見言えるんだなって感心したんです。

ここに招待してくれて
わたしに読ませてくれたことに
ありがたいなーって。

ちょっと自分の方向性を軌道修正した方が良さそう
って思わせてくれました。
ここはまたちょっと上手く言語化できないんだけど
今わたしが目指すものというか、、、
また別記事で書くと思います。たぶん笑

長男が書いていた返信
・制限2時間→
僕なんて1日中ネットなのにどうなっちゃうんだろう
・親が昭和の人間→
多分、自分もそう育てられてきたから、子どもにもそうしちゃうんだろうね
・比べられて困る→
人間一人一人違うからね
・親が論理的にしか考えられない→
あーなんとなく分かります
おじいちゃんおばあちゃんもそうでよく学校行けってうるさいです
無視してます
・家出とか死ぬことも考えた→
僕も一時期そうだったから気持ちめっちゃわかります
・話してない→
話してみなよ 上手くいくかもよ!
がんばってね 応援してるよ!!

単純にまず優しい!ちゃんとしてる!笑

長男にとって、今はネットが生きがいで
それを取り上げられたら生きていけなくなるんだな
ってことが感じ取れて
主治医に言われた時間制限や無理に話すことに対しての
違和感が合っていたなって再認識できた。
今のこの子にすべきことじゃないんだ。

不登校になりたての頃は鬱ぽくて
死にたいって思ったことあるって言ってたんです。

家では傍若無人な振る舞いもする長男だけど
対他人に対しては礼儀正しいし
(これは色んな場面で思っていたんだけど)
言葉を選んで丁寧に答えてあげてるなって感心しました。

結局わたしは親の立場からその子に答えてあげられなかった。
その子の親を非難できない自分がいたし
一方的に正義をぶつけるのも違うような
多感な中学生に不登校の親が別の親を非難することが
なんだかためらわれた。

今はそんなこと言わなくなったけど
少し前までは思っていたし
子どもが不登校にならなかったら
同じようなこと言っていたと思う。

今でも本当に心から手放せているのか自信もない。
現に悩んでいるし。。。

完全に子ども寄りのママさんがいるんだけど
昼夜逆転ok、暇ーあそぼー、みたいな
子どもたちはいいなーって思ってるみたいで
ただ、今のわたしにそれは難しい
それはそれでいい。

わたしにもまだ時間も学びも必要だから。

オプチャまだわからないことが多いけど
こうやって色んな家庭があって、色んな親がいてっていうことを
めちゃくちゃ学ばせてもらってるじゃん!って思った。
わたし自身も。

気軽に入れる分、変な人とか荒らしとかもあって
でもそういう人はやめてねっていう雰囲気も作れていて
ここを優しい場にしようってしているの。

すごいなって思う。
親もいるけど、ほぼ小中学生。
学校でネットリテラシーとか学ばなくても
実践で学んでる。

親は見えないから不安になる。
ただネットしているだけ、ゲームしているだけって。
わたしは非難されている親御さんの気持ちもわかる。
どうかいい方向にいきますように。。。

これからWEB3って言われている時代を生き抜く術を
この子たちの方が敏感に感じ取り
学校へ行くことのリスクを避けているのかもなんて深読みしたりもします。

もちろん適応できる子はそれでいいんだけど
敏感すぎたり繊細な子たちは
ネットだけで生きていくことだって一つの選択肢。
そこにはオプチャみたいに人との関わりもあるし
ディスコードで会話もしてる。

リアルな関わりを強調しても
現に今、適応障害の大人が溢れているわけで。
オンラインに仕事はどんどん流れているわけで。

何が合ってるとか
間違っているとかではなく
何が自分にとって合っているのか。

今の段階で気づけたことは賢い幸せな選択なのかもしれないなって。

相手を否定的に見ようとすればどこまでも否定的に
相手を肯定的に見ようとすればどこまでも肯定的に

結局は自分のフィルターで自分の課題。

オプチャでの長男の振る舞いに学ばされたデキゴト。
わたしも人に優しくありたいな。

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